サッカー　つれづれなるままに

●ＦＩＦＡワールドカップ・ドイツ2006　グループリーグ

大会３日目はＣ・Ｄ組の計３試合が行なわれ、オランダ、メキシコ、ポルトガ
ルがそれぞれグループリーグ初戦を勝利で飾った。

６月11日
≪グループＣ≫
オランダはＦＷロッベンの活躍でセルビア・モンテネグロを１－０で下し、
「死の組」突破に向け一歩前進した。
前半18分、オランダはファンペルシーの縦パスに中央でロッベンが抜け出し、
最後はＧＫの動きを見て左足でシュート。これで勢いづいたロッベンはその後
も再三相手ゴールに迫ったが、ネットは揺らせず、結局この１点が決勝点とな
った。

ライプチヒ（観衆：37,216 人）

セルビア・モンテネグロ　０－１　オランダ
　得点【オ】ロッベン（18）
　警告【セ】スタンコビッチ（34）コロマン（64）ドラグティノビッチ（81）
　　　　　　ガブランチッチ（89）
　　　【オ】ファンブロンクホルスト（56）ヘイティンガ（85）

［セルビア・モンテネグロ］
ＧＫ：１イェブリッチ
ＤＦ：３ドラグティノビッチ、６ガブランチッチ
　　　 14Ｎ．ジョルジェビッチ（７コロマン　43分）20クルスタイッチ
ＭＦ：４ドゥリャイ、10スタンコビッチ、11Ｐ．ジョルジェビッチ、17ナジ
ＦＷ：８ケジュマン（21リュボヤ　67分）
　　　 ９ミロシェビッチ（19ジギッチ　46分）

［オランダ］
ＧＫ：１ファンデルサール
ＤＦ：４マタイセン（３ブーラルズ　86分）５ファンブロンクホルスト
　　　 13オーイヤー、14ヘイティンガ
ＭＦ：８コク、18ファンボメル（６ランザート　60分）20スナイダー
ＦＷ：９ファンニステルローイ（７カウト　69分）11ロッベン
　　　 17ファンペルシー
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　国名　　　　　　　 試　 勝　 分　 負　 得　 失　 点
1　アルゼンチン　　　 1　　1　　0　　0　　2　　1　　3
2　オランダ　　　　　 1　　1　　0　　0　　1　　0　　3
3　コートジボワール　 1　　0　　0　　1　　1　　2　　0
4　Ｓ・モンテネグロ　 1　　0　　0　　1　　0　　1　　0
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≪グループＤ≫
メキシコ対イラン戦は序盤から白熱。激しい攻防戦が繰り広げられた。
先制したのはメキシコ。前半28分、パルドのＦＫをフランコが頭で落とし、こ
れをブラボが右足で決めた。しかしイランもすぐさま反撃。同36分にＣＫのこ
ぼれ球をゴルモハマディが押し込み、試合を振り出しに戻す。
後半に入ると両チームに疲れが見え始めたが、メキシコは31分に守備のミスを
突いてブラボが勝ち越し点をマーク。その３分後にはブラジルから帰化したジ
ーニャがダメ押しの３点目を決め、３－１と突き放した。

ポルトガルは本大会初出場のアンゴラと対戦。下馬評どおり序盤から相手を圧
倒、開始から４分でフィーゴのドリブル突破からパウレタが先制点を奪ったが、
その後は決定力を欠き、試合は１－０のまま終了した。

ニュルンベルク（観衆：41,000人）

メキシコ　３－１　イラン
　得点【メ】ブラボ（28、76）ジーニャ（79）
　　　【イ】ゴルモハマディ（36）
　警告【メ】トラド（18）サルシド（89）
　　　【イ】ネクナム（55）

［メキシコ］
ＧＫ：１サンチェス
ＤＦ：３サルシド、４マルケス、５オソリオ、16メンデス
ＭＦ：６トラド（23ペレス　46分）８パルド、14ピネダ、19ブラボ
ＦＷ：９ボルヘッティ（17フォンセカ　52分）
　　　 10フランコ（７ジーニャ　46分）

［イラン］
ＧＫ：１ミルザプール
ＤＦ：４ゴルモハマディ、５レザエイ、13カエビ
　　　 20ノスラティ（15ボルハニ　81分）
ＭＦ：２マハダビキア、６ネクナム、８カリミ（21マダンチ　62分）
　　　 14タイムリアン
ＦＷ：９ハシェミアン、10ダエイ
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ケルン（観衆：45,000人）

アンゴラ　０－１　ポルトガル
　得点【ポ】パウレタ（4）
　警告【ア】ジャンバ（28）ロコ（44）アンドレ（52）
　　　【ポ】ロナウド（26）ヌノ・バレンチ（79）

［アンゴラ］
ＧＫ：１ジョアン・リカルド
ＤＦ：３ジャンバ、５カリ、20ロコ、21デルガド
ＭＦ：８アンドレ、７フィゲイレド（６ミロイ　80分）11マテウス
　　　 14メンドンサ、17ゼ・カランガ（13エジソン　70分）
ＦＷ：10アクワー（９マントラス　60分）

［ポルトガル］
ＧＫ：１リカルド
ＤＦ：５フェルナンド・メイラ、16リカルド・カルバーリョ、13ミゲウ
　　　 14ヌノ・バレンチ
ＭＦ：８ペチ（18マニシェ　72分）19チアーゴ（10ウーゴ・ビアナ　83分）
ＦＷ：７フィーゴ、11シモン、17ロナウド（６コスチーニャ　60分）
　　　 ９パウレタ
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　国名　　　　 試　 勝　 分　 負　 得　 失　 点
1　メキシコ　　 1　　1　　0　　0　　3　　1　　3
2　ポルトガル　 1　　1　　0　　0　　1　　0　　3
3　アンゴラ　　 1　　0　　0　　1　　0　　1　　0
4　イラン　　　 1　　0　　0　　1　　1　　3　　0
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☆得点ランキング

1　クローゼ（GER）　　　２ゴール
1　ワンチョペ（CRC）　　２ゴール
1　ブラボ（MEX）　　　　２ゴール
4　パウレタ（POR）　　　１ゴール
4　ジーニャ（MEX）　　　１ゴール
4　ゴルモハマディ（IRN）１ゴール
4　ロッベン（HOL）　　　１ゴール
4　デルガド（ECU）　　　１ゴール
4　クレスポ（ARG）　　　１ゴール
4　ドログバ（CIV）　　　１ゴール
4　フリングス（GER）　　１ゴール
4　ラーム（GER）　　　　１ゴール
4　サビオラ（ARG）　　　１ゴール
4　Ｃ．テノリオ（ECU）　１ゴール

ちょっと気になるチームの国別コード（xxx）は以下のところで確認できます。
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【６月12日対戦カード】

≪グループＥ≫
　米国 vs チェコ（18時／日本時間25時）
　イタリア vs ガーナ（21時／日本時間28時）

≪グループＦ≫
　オーストラリア vs 日本（15時／日本時間22時）

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■Ｗ杯　シェフチェンコ初戦出場が微妙に

グループリーグＨのウクライナ代表では、エースＦＷアンドリー・シェフチェ
ンコのスペイン戦（14日）出場が微妙となっている。

８日に行なわれたルクセンブルクとの親善試合で左ひざの故障から復帰したシ
ェフチェンコ。11日も通常通り練習に参加したが、オレグ・ブロヒン監督はシ
ェフチェンコには無理をさせない模様。チーム広報からもスペイン戦出場は微
妙と発表された。
ただし、２戦目以降（サウジアラビア戦／19日、チュニジア戦／23日）は出場す
るとみられている。

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■Ｗ杯　ポーランド代表コソフスキがドイツ戦欠場の見込み

14日にドイツとの大一番を控えるポーランド（Ａ組）に、ＭＦカミル・コソフ
スキ（28）抜きで戦わなければならない可能性が出てきた。
コソフスキは９日のエクアドル戦に後半33分から途中出場したが、その後の練
習でハムストリングを負傷。14日の出場は難しいと発表された。

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■Ｗ杯　チュニジア代表ルメール監督続投決まる

Ｈ組のチュニジア代表ロジェ・ルメール監督（64）が、グループリーグ初戦の
サウジアラビア戦（14日）を前に契約を延長した。

フランス代表を率いたこともあるルメール監督は11日、チュニジアサッカー協
会と２年間の契約延長で合意。2008年まで続投することが決まった。
ルメール監督は2002年８月にチュニジア代表監督に就任。2004年にはアフリカ
選手権でチームを優勝に導いた。また、ドイツワールドカップ・アフリカ予選
ではモロッコ、ギニアなどを退け本大会出場を果たしている。

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■ドイツ代表フートがミドルスブラ移籍へ

ドイツ代表ＤＦロベルト・フート（チェルシー＝21）のミドルスブラ移籍がほ
ぼ確定した。
移籍金は公表されていないが、両クラブは５年契約で合意。ミドルスブラは今
後、フート側と条件面を確認し、メディカルチェックにパスすれば正式契約と
なる。

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編集後記：ワールドカップドイツ大会第３日の試合について

オランダ　　試合はセルビア・モンテネグロに１－０だが危なげなし
メキシコ　　イランに粘られ辛勝
ポルトガル　アンゴラに余裕の辛勝